どうして、良い思い出ばかり浮かぶんだろう。

20歳で大好きな母と義父と祖母を亡くした、その後の世界。思い出をなぞるように、好きなように書いてます。

20歳の時に母、義理の父、祖母を立て続けに亡くしました。
ブログのモットーは気持ちは隠さず素直に。

自分は20代後半です。若くして死別体験した人たちと語りたいです。(周りにいないので)

心の灯火みたい

今日は嬉しいことがありました。


心の中でずっと、残っていく大切な瞬間みたいな…。

 


友達にわたしの過去の話をしました。 


ずっと躊躇っていたけど、ひょんなことから話す流れに。


両親が亡くなったこと、家がないこと、一気に問題が起きたこと。


そしてわたしは、あの日から生きる気力がなくなっていること。


「あの日から、人生が終わってもいいと思ってるよ」


そう話すと友達は


「そう決めるのはまだ早い」


と即座に言いました。


「あなたはまだ、自分の人生を生きていないじゃないか」と。


両親が亡くなったこと、家の問題、

わたしが全て手続きをやらなくてはいけなかったこと。


わたしはやらなきゃいけないことだらけで、

自分の人生を送ることができていないと言ってくれました。


「あなたが自分の人生を送れるようになるまで、わたしは死なないで欲しいと思う」


こんなことを直接言ってもらえたのは初めてでした。


その言葉が力強くて、とても優しかった。


あとで一人になった時に泣きました。


本当に嬉しかったんです。



あの時のわたしは

家族に

もっと甘えて頼りたかったけど

"お前の責任だ"と

突き放された

しょうがないと頑張った

見て見ぬ振りをされ

逆に干渉され過ぎて文句言われて

それが"普通の家族"だと思っていた自分

家族の言うことを守らなきゃと忠実でいたこと

「おかしい。信じられない。なにが家族だ」と

はっきり言ってもらえた時

胸がスカッとした


不思議だね


この10年間ずっと突っかかってたものが


自分でもとれないトゲが


スッと抜けた気がした



いま、自分の人生 送れているかな。


あの時を取り戻すように、


せめて 好きなこと選んで生きていきたいな。

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